中原中也-初期詩篇
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6.[名無しさん] 〜朝の歌〜
天井に朱きいろいで
戸の隙を洩れ入る光、
鄙びたる軍楽の憶ひ
手にてなすなにごともなし。
小鳥らのうたはきこえず
空は今日はなだ色らし、
倦んじてじ人のこころを
諌めするなにものもなし。
樹脂の香に朝は悩まし
うしなひしさまざまのゆめ、
森竝は風になるかな
ひろごりてたひらかの空、
土手づたひきえてゆくかな
うつくしきさまざまの夢。 09/28 18:52 au
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